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https://www.jiji.com/jc/article?k=2017091700574&g=prk
 【ワシントン時事】ヘイリー米国連大使は17日、CNNテレビの番組で、核実験や弾道ミサイル発射により国際社会への深刻な脅威となった北朝鮮に対し、外交的手段が尽きれば「マティス将軍(国防長官)が後を引き受ける」と述べ、軍事的選択肢も辞さない姿勢を強く警告した。

 国連安保理は核実験を受け、新たな対北朝鮮制裁決議を採択したが、北朝鮮はその後も日本上空を通過する弾道ミサイルを発射した。ヘイリー氏は「現時点で、安保理でできることは全てやり尽くした」と国連の対応に限界があると示唆した。
 さらに「北朝鮮が無謀な行動を続け、米国が自国や同盟国を防衛する必要があるなら、北朝鮮は壊滅する」と述べた。ただ、「私たちの誰もそうしたいと思っていないし、戦争は望まない」とも付け加えた。(2017/09/17-23:45)