1: 名無しさん@涙目です。(宮城県)@無断転載は禁止 [US] 2017/09/24(日) 09:54:59.20 ID:KWEmynKx0● BE:601381941-PLT(13121) ポイント特典
日本人はノーベル賞を取れなくなる? 過去の受賞者が懸念
ことしもノーベル賞の発表まであと1週間余りとなりました。日本は、ここ3年、連続して受賞者を出し、
初の4年連続のノーベル賞受賞となるのか注目されていますが、その一方で、過去の受賞者からは、
このままでは日本の研究者がノーベル賞を取れなくなる時代が来ると強い懸念の声が相次いであがっています。
日本はこの3年間、ノーベル医学・生理学賞と物理学賞を合わせて6人が次々と受賞し、日本の科学研究の
レベルの高さを世界にアピールしてきました。
ところが、去年、ノーベル医学・生理学賞を受賞した大隅良典さんは「日本の大学の状況は危機的でこのまま
いくと10年後、20年後にはノーベル賞受賞者が出なくなると思う」と強い危機感を訴えています。
実際、技術革新の源となる研究論文の数を2015年までの10年間で見ると日本は低迷が続いています。
ことし3月、世界的な科学雑誌「ネイチャー」は、日本の科学研究が失速し、このままではエリートの座を
追われかねないと指摘しました。
研究論文の数を比較するとアメリカ、中国、イギリス、韓国などいずれも増えているのに日本だけが伸び悩んでいるのです。
おととしノーベル物理学賞を受賞した梶田隆章さんは「2000年以降、世界の国々で科学技術の重要性が強く
認識され多くの国で科学技術予算を増やした」と指摘したうえで、日本の大学などの研究現場では、論分の数を
左右する研究者の数、研究時間、予算の3つの要素がいずれも減っていて、特に研究時間の減少が顕著だといいます。
文部科学省科学技術・学術政策研究所が全国の大学の教職員6000人近くを対象にした調査でも、2002年の
時点で職務時間の46.5%あった研究にかける時間は、2013年には35%と10%以上低下していました。
(略)
■研究時間は10年で10%減少
(略)
■研究者 研究時間は1割に満たず
(略)
■梶田さん「日本は優れた国とは言えない」
おととしノーベル物理学賞を受賞した東京大学教授の梶田隆章さんは、今の日本の科学研究の現状について
「2000年以降、世界の国々で科学技術の重要性が強く認識され、多くの国で科学技術予算を増やした」と
指摘したうえで、「残念ながら日本が科学技術で優れた国であるとはもはや言えないと思う」といいます。
そしてノーベル賞の受賞者が相次いでいることについても「1980年代から90年代の仕事を、今、評価してもらっている。
2000年以降研究環境が急激に日本で悪化しているので、ノーベル賞がいままでのように出るかというと、
怪しいといわざるをえない」と話しました。
そのうえで「戦後、日本は科学技術によって大きく発展し、私たちもその発展によってある程度の暮らしができている。
今後、それが難しくなると日本がどういう国になってしまうんだろうと非常に心配だ。あまり遅くならないうちに手を
打たないといけない重要な課題だ」と訴えました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170923/k10011153701000.html
ことしもノーベル賞の発表まであと1週間余りとなりました。日本は、ここ3年、連続して受賞者を出し、
初の4年連続のノーベル賞受賞となるのか注目されていますが、その一方で、過去の受賞者からは、
このままでは日本の研究者がノーベル賞を取れなくなる時代が来ると強い懸念の声が相次いであがっています。
日本はこの3年間、ノーベル医学・生理学賞と物理学賞を合わせて6人が次々と受賞し、日本の科学研究の
レベルの高さを世界にアピールしてきました。
ところが、去年、ノーベル医学・生理学賞を受賞した大隅良典さんは「日本の大学の状況は危機的でこのまま
いくと10年後、20年後にはノーベル賞受賞者が出なくなると思う」と強い危機感を訴えています。
実際、技術革新の源となる研究論文の数を2015年までの10年間で見ると日本は低迷が続いています。
ことし3月、世界的な科学雑誌「ネイチャー」は、日本の科学研究が失速し、このままではエリートの座を
追われかねないと指摘しました。
研究論文の数を比較するとアメリカ、中国、イギリス、韓国などいずれも増えているのに日本だけが伸び悩んでいるのです。
おととしノーベル物理学賞を受賞した梶田隆章さんは「2000年以降、世界の国々で科学技術の重要性が強く
認識され多くの国で科学技術予算を増やした」と指摘したうえで、日本の大学などの研究現場では、論分の数を
左右する研究者の数、研究時間、予算の3つの要素がいずれも減っていて、特に研究時間の減少が顕著だといいます。
文部科学省科学技術・学術政策研究所が全国の大学の教職員6000人近くを対象にした調査でも、2002年の
時点で職務時間の46.5%あった研究にかける時間は、2013年には35%と10%以上低下していました。
(略)
■研究時間は10年で10%減少
(略)
■研究者 研究時間は1割に満たず
(略)
■梶田さん「日本は優れた国とは言えない」
おととしノーベル物理学賞を受賞した東京大学教授の梶田隆章さんは、今の日本の科学研究の現状について
「2000年以降、世界の国々で科学技術の重要性が強く認識され、多くの国で科学技術予算を増やした」と
指摘したうえで、「残念ながら日本が科学技術で優れた国であるとはもはや言えないと思う」といいます。
そしてノーベル賞の受賞者が相次いでいることについても「1980年代から90年代の仕事を、今、評価してもらっている。
2000年以降研究環境が急激に日本で悪化しているので、ノーベル賞がいままでのように出るかというと、
怪しいといわざるをえない」と話しました。
そのうえで「戦後、日本は科学技術によって大きく発展し、私たちもその発展によってある程度の暮らしができている。
今後、それが難しくなると日本がどういう国になってしまうんだろうと非常に心配だ。あまり遅くならないうちに手を
打たないといけない重要な課題だ」と訴えました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170923/k10011153701000.html
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