kurimia
1: 名無しさん@涙目です。(東京都) [FR] 2017/10/06(金) 20:38:54.58 ID:iWF4EQc90 BE:123322212-PLT(13121) ポイント特典
https://cdni.rbth.com/rbthmedia/images/2017.10/article/59d4abdc85600a55af30720f.jpg

 大胆にも「クリミア」と命名された、ピカピカの新型コンバーチブルは、見た目は、ポルシェ・ボクスターやロータスに
似ているが、お値段はお笑いの、たった約120万円。実は、これはロシア国産車「ラーダ」をベースにしているのだが、
誰も決してそうは思うまい。

 この車のデザインは大胆だ。コンパクトで、光沢のあるオレンジと黒のコンバーチブル、スポーティーなスタイル。
エンジンは後部に配置されている。その思い切った外観からして、ベースがロシア車「ラーダ・カリーナ」だとは、
よもや誰にも分かるまい。ところが実は、新型スポーツカーのコンポーネントの70%は、ラーダのそれなのだ。

 この誇らしげに「クリミア」と命名された新スポーツカーが、ありふれた大衆車「ラーダ・カリーナ」に基づいているとは、
誰も思うまい。その華麗なデザインには、ロシア人が国産車の名をふつう連想するようなものは皆無だ。

 とはいえ、この車のエンジニアによれば、このモデルは、ラーダの生産ラインから事実上独立しているという。
いざというときは、これと同じ車が、エンジニアの要求に合いさえすればだが、ほかのどんなプラットフォームでも
組み立てられる。

 このロシア国産コンバーチブルには、VIP、平均、エコノミーの、3つの異なる価格帯がある。外国の類似のモデルとは
違って、価格のカテゴリーごとに、基本デザインのバリエーションの範囲を越えた、機能的な差異がある。例えば、
VIPモデルは、より重くて、より強力なエンジンを備えている。

 とはいえ、「より強力なエンジン」という売り言葉は、あまり真に受けないほうがいいかも。マスコミ報道によれば、
この新型車の排気量1.6Lのエンジンは、ささやかな106馬力しかない。車の軽量さ(900kg未満)が、馬力不足を補いは
するものの、この“スポーツカー”が100 km/hに達するまでには、8.5秒もかかる。

 で、今のところ、エンジニアたちは、このスポーツカーの需要を把握し、それに応じて価格帯とデザインを調整しよう
としているが、マスコミのほうは、新型車の価格を11000㌦(約120万円)と見積もっている。

https://jp.rbth.com/science/79203-sportcar-crimea