村上春樹
1: 名無しさん@涙目です。(東京都) [DE] 2017/10/30(月) 02:23:49.72 ID:4c52+E0m0 BE:123322212-PLT(13121) ポイント特典
ノーベル文学賞、そこまでして村上春樹を避けたいのか 11月号 早稲田大学教授・石原千秋

 ノーベル文学賞がカズオ・イシグロに決まった。昨年ボブ・ディランに決まったときには「こういう手があるのか」と思ったが、
今年は「こうまでして避けたいのか」と思った。もちろん、村上春樹のことだ。「文学界」では、沼野充義が選考委員会は
村上春樹文学の女性の書き方がお気に召さないようだと指摘し、都甲幸治はアメリカでは村上春樹はもう終わっている
と指摘している。いずれにせよ、ノーベル文学賞はいわば直木賞系にシフトしたことになる。

 加藤典洋が東浩紀との対談「私と公、文学と政治について」(群像)でまたトンチンカンなことを言っている。「テクスト論者が、
作品におけるテクストで書き落とされること、つまりレティサンス(故意の言い落とし)ということのもつ意味に無頓着だったこと
に通じますね。テクスト論は書かれたものをしか相手にできないので、テクストのここに実は言われていない重要なことがある
というのは、作者を想定しないとそんなことは言えないため、ルール違反、禁じ手になります。その結果、テクストから『ないこと
(秘密)』がなくなってしまう。テクスト論は作者と一緒に作品から『語られないこと(秘密)』をも駆逐してしまった」と。作者が何を
「故意」に言わなかったかがわかるとは、加藤典洋は読心術でも心得ているのだろうか。

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http://www.sankei.com/life/news/171029/lif1710290026-n1.html