クレジットカード
1: 名無しさん@涙目です。(新疆ウイグル自治区) [GB] 2018/01/24(水) 00:56:41.44 ID:05v0AhQB0● BE:916069568-2BP(2000)
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https://www.nikkei.com/article/DGXMZO25952960Q8A120C1EA1000/

カードが消える日、すぐそこ 手や顔かざして決済

手や顔をかざすだけで支払いが完了する「手ぶら決済」が広がっている。クレジットカードの盗難や不正利用が急増する中、他人に複製される恐れのない身体で本人確認するセキュリティーの高さが評価されている。カードが消える日はすぐそこだ。
 手ぶら決済サービスで先行する会社のひとつが、フィンテックベンチャーのリキッド(東京・千代田)。3本の指を専用の端末に置けば支払いが完了する。
インターネット上でカードを登録したり、現金をチャージしたりして利用する。温泉街などを中心に1000店舗以上で利用できる。
 イオン銀行は昨年11月から、リキッドの技術を応用して指による認証だけで取引ができるATMを一部店舗に導入した。取引ごとに暗証番号を入力する煩わしさがなく、安全性も高まるため導入を決めた。
 株主にはSMBCベンチャーキャピタルやクレディセゾンなど金融機関が名を連ね、指認証のシステムを銀行ATMなどに応用できないか検討中だ。向こう1、2年のうちに、次世代の認証スタイルが街中に広がりそうな兆しを感じる。
 カードレス時代の到来で、カード会社側も手をこまぬいているわけではない。カード大手のジェーシービー(JCB)は手のひらをかざすだけで支払いが完了する仕組みを開発。2月に実証実験を始め、早期の実用化を目指す。
 登録にも支払いにも専用の端末が必要ないため、加盟店側も導入コストが大幅に抑えられる。将来的には決済以外にも、本人確認のプラットフォームとして他業種に提供していきたいという。
 カードを使わない決済の中で代表例が米アップルの「アップルペイ」だ。16年10月から日本でも利用可能になった。
スマートフォン(スマホ)を使ったアップルペイの支払いにいち早く対応した「クイックペイ」では、17年9月の会員数が前年同期比約4割増の673万人まで増えた。
前年までの伸び率は10%台だったため「アップルペイが使えるようになったのが主な理由」(同社)。生体認証の普及でカードレスがさらに加速しそうだ。
 背景にあるのは深刻なカード被害だ。17年7~9月期のカード不正利用被害額は57.2億円で前年同期比66.7%増と急増。日本では偽造しにくいICチップ付きのカードの普及率が海外に比べて低い。カード会社も対策を進めているが、課題が多い。
 電子商取引(EC)サイトからの情報流出なども悩みの種だ。たとえば個人が新興国で情報の安全性が低いサイトでモノを購入すると
そこから個人情報が流出する被害も増加傾向にある。体の一部を利用した決済は偽造が難しく、もし情報が流出しても不正利用のリスクが低いのも特徴だ。
 政府は20年の東京五輪までに大都市圏などの全ての主要観光地でキャッシュレス決済に対応できるようにする方針だ。現金払いが主流の日本で
手ぶら決済がキャッシュレスの起爆剤になるかもしれない。「カードレス」の普及に向け、企業間の開発競争も今後さらに激化しそうだ。