ちばてつや
1: 名無しさん@涙目です。(SB-iPhone) [US] 2018/02/13(火) 20:04:07.47 ID:23IY3tEV0 BE:273822876-PLT(12000)
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人気漫画や雑誌の最新号がインターネット上に無断でアップロードされ、誰でも閲覧できる状態になっている海賊版サイトの被害が深刻化しているとして、
漫画家で作る団体が、こうしたサイトを利用しないよう呼びかける緊急の声明を、13日、ホームページに公開しました。

公開された声明は、「海賊版サイトについての見解」と題され、日本漫画家協会のホームページに掲載されました。

声明では、漫画の読者と作り手を「輪」という言葉で表し、最近、作り手が輪の外に追いやられ、海賊版サイトが利益を得ている現状があると指摘しています。
そして、この状態が続くと漫画を作り続けることができなくなり、日本の漫画文化は滅びてしまうと強い危機感を訴えています。

日本の電子コミックの市場は年々拡大していて、出版科学研究所によりますと去年(平成29年)は1711億円の売り上げがありましたが、
経済産業省が平成26年にまとめた報告書では、海賊版による被害は500億円と推計していて、被害の深刻化が懸念されています。

若い作家がどんどん“死んで”いってしまう
声明をまとめた日本漫画家協会の理事長で、『あしたのジョー』で知られる漫画家のちばてつやさんは、NHKの取材に対し、次のように話しています。

「漫画がいろんな形で読まれることは、とてもありがたい。だけど、海賊版サイトで読まれてしまうと単行本にならないし、雑誌が売れない。
そうすると、いろいろな取材をしたり、資料を集めたりということができなくなってしまう。
いいアイデアがあって、いいキャラクターがいて、おもしろい話が作れるのに、漫画家がそれを続けることができないということが現実に起こってきている。
特に、若い漫画家たちが、かわいそうだなと思う。
いい才能を持った若い人たちが、今、一生懸命、いいものを書こうと頑張っているけれども、海賊版サイトで読まれてしまうと、
若い作家が、どんどん“死んで”いってしまうことに気が付いてほしい。
漫画文化をこれからも育てていくという意味でも、どうか海賊版サイトでは読まないということを、お願いしたい」

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180213/k10011327231000.html