sssp://img.5ch.net/ico/anime_kuma01.gif
首相 防衛大学校の卒業式で訓示

南北や米朝の首脳会談が開かれる見通しとなる中、安倍総理大臣は神奈川県横須賀市の防衛大学校の
卒業式で訓示し、北朝鮮が非核化への具体的な行動を取るまで最大限の圧力をかけ続けると強調しました。

この中で安倍総理大臣は、北朝鮮の船舶による洋上での物資の積み替え、いわゆる「瀬取り」が、頻繁に
確認されていることについて、「自衛隊の護衛艦や哨戒機は、幾度となく違反行為を防いでくれた。自衛隊の
収集した情報は、違反行為の抑止に大きく寄与している」と述べました。

そのうえで「北朝鮮に核・ミサイル開発を放棄させるために必要なことは国際社会が一致団結して具体的な
行動を取るまで最大限の圧力をかけていくことだ。この確固たる立場は決して揺らぐことはない」と述べました。

また、年末に向けて見直しを進めている「防衛計画の大綱」について、「陸海空という従来の発想のままでは、
この国を守り抜くことはできない。サイバーや宇宙といった新たな領域分野に本格的に取り組んでいく」と
述べました。

ことしの防衛大学校の卒業生は４７４人で、このうち任官を辞退したのは去年より６人多い３８人でした。

このあと、安倍総理大臣は海上自衛隊の横須賀基地を訪れ、掃海艇や潜水艦を視察しました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180318/k10011369841000.html