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1: 名無しさん@涙目です。(空) [US] 2018/05/10(木) 20:55:24.26 ID:m529qDv60● BE:842343564-2BP(2000)
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エアレース 滑走路使えない可能性 特例を検討 千葉

今月、千葉市で開催される小型機のレース、エアレースの世界選手権で使われる滑走路が、すぐ脇に高さ70メートルのホテルが建設されたことで、航空法上、安全性に問題があるとして使用できない可能性があることがわかりました。
国土交通省は、ホテルを休業し無人にすることなどを条件に、特例的に使用を認められないか検討しています。
エアレースは、最高時速370キロに達する小型機でタイムを競うもので、3年前から毎年、千葉市の海上で世界選手権が開催されていて、今シーズンの第3戦が今月26日と27日の2日間にわたって開かれます。
レース中は千葉県浦安市の沿岸部に臨時の滑走路が設置されますが、そのすぐ脇に今月、地上18階建て、高さおよそ70メートルのホテルがオープンしたため、滑走路が使用できない可能性があることがわかりました。

航空法では航空機の離着陸の安全を確保するために、滑走路の周辺で高い建物の建設を禁じていて、今回の場合、建物の高さは最大でも45メートルに抑える必要があるということです。
一方で、滑走路は周辺に代替地がないことや極めて高い技術をもつパイロットが使用することから、国土交通省は万が一の事故に備えて、大会期間中、ホテルの同意を得て休業してもらい無人にすることなどを条件に、特例的に使用を認められないか検討を進めています。
国土交通省は来週、現地に政務官を派遣して安全対策を確認し、最終的な判断を行う方針です。
これについて、エアレースの実行委員会は「国の指示に基づき、安全対策を確実に講じていきたい」と話しています。

エアレースの世界選手権は、各国のパイロットたちが最高時速370キロに達するレース用の小型機を操縦して障害物の間を通過しながらタイムを競うもので、世界各地を転戦して年間8戦が行われます。
日本では3年前から千葉市美浜区の幕張海浜公園近くの海上で毎年、開催されていて、去年は2日間でおよそ9万人の観客が訪れました。
さらに、昨シーズンは福島県を練習拠点にしている大会唯一の日本人パイロット、室屋義秀選手が初の年間総合優勝を果たし、注目が集まっています。
室屋選手は、おととしと去年、千葉大会を2連覇していて、大会の実行委員会によりますと、3連覇がかかることしも9万人の人出を見込んでいるということです。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180510/k10011433931000.html