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1: 名無しさん@涙目です。(ポルトガル) [CN] 2018/05/13(日) 23:20:12.57 ID:k3JT1ykT0● BE:728890577-2BP(2000)
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 この3月14日に惜しまれる最期を迎えたスティーヴン・ホーキング博士の“最後の論文”が先日、公式に発表された。ホーキング博士の最終的結論では、なんとこの宇宙は“2次元”である。


■ホーキング博士“最後の論文”が公開

 ホーキング博士が最後に手がけていた論文「A Smooth Exit from Eternal Inflation?」が、4月27日に学術ジャーナル「Journal of High Energy Physics」で公式に発表された。

 以前トカナでお伝えした英紙「Daily Star」の解説では、この“最後の論文”は現在の宇宙はビッグバン後に一瞬にして膨張したという「インフレーショ
ン理論」の数学的パラドックスを解消し、無数の宇宙が存在するという「多世界解釈」を実証可能な科学的フレームワークに乗せる試みであり、現在の我々
が生きるこの宇宙は膨張のピークを過ぎてビッグバン以前の“無”に向かっていることが指摘された。

 そして今回、オルタナティブ系メディア「Disclose.tv」の記事では、ホーキング博士はこの宇宙が“ホログラム”であると考えていたことを指摘している。

 ビッグバン後の宇宙は一瞬にして膨張したという「インフレーション理論」と、この宇宙は枝分かれして無数に生成しているという「多世界解釈」はそ
れぞれ今日では普及した考え方になっているが、ホーキング博士の最後の論文は、こうした考えに対する批判によって執筆が動機づけられたものであると同記事は主張している。

 理論物理学者の多くは、ビッグバンに続いてほんの一瞬でこの宇宙は現在の状態にまで膨張したと信じていて、これがインフレーション理論を下支
えしている。しかし、この理論は近年好まれなくなり、実際には膨張は永遠に続き、無限に新たな宇宙を生み出しているという多世界解釈のほうへと支持が傾きつつあるともいわれているのだ。

 多世界解釈では膨張は永遠に続き、異なる宇宙が無限に生まれてそれぞれの物理法則を有すると考えられている。我々がいるこの宇宙は、その中のたったひとつの宇宙であることになる。

■故ホーキング博士「宇宙はホログラム」

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画像は「Wikipedia」より
 しかしながらホーキング博士は、アインシュタインの一般相対性理論と両立できないこの多世界解釈に最後までなびくことはなかった。長年にわたっ
て、博士は多世界解釈を受け入れることについての“恐怖”を率直に認めて表明していたのだ。

“最後の論文”は、これらの普及した理論に対する立場を明確にする意味で、おそらく宇宙がホログラムであると考えられる可能性が高いというホー
キング博士の見解を示すものであるということだ。

 いわゆる“ホログラフィック理論 (holographic theory) ”は、宇宙の3次元像は錯覚とみなされるべきであり、すべての情報が実際には2次元の
表面から投影されたものであるとしている。そしてホログラフィック理論は、宇宙の成り立ちにおいてインフレーション理論とアインシュタインの一般相対性理論を両立できる方法論の1つでもある。

http://tocana.jp/2018/05/post_16833_entry_2.html